4.着彩のテクニック(その1)
(1)ぽかし画法
風景画などを描く場合、すべてのものがはっきり見えるわけではありません。例えば、空に広がる雲の輪郭など、はっきり描きたくない場合は、ぼかしの画法が適切です。
具体的な画法としては、最初に絵筆で絵具を溶いて着色し、その後すぐに水を十分に含ませた筆で色むらができないようにその色を周囲に広げて、境界線がわからないくらいにぼかします。この場合、色を広げる際、筆を使わず、湿らせたガーゼを用いて色をぼかす方法もあります。

(2)たらし込み画法
この画法は、日本画の技法のひとつで、遠方に見える山肌などを描く場合に利用でき、山肌の微妙な色合いの変化を表現する場合に適しています。
最初に着色した色が乾かないうちに、別な色を隣に混ぜ合わせるようにのせて色調を変化させ、微妙な山肌を表現します。この方法は、短時間で作品を仕上げるのに適していると思います。

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