山の描き方



  山の頂は基本的に遠くに見えるものであり、画面の奥の方に背景として見えるモチーフなので、ペンは殆ど使わず筆だけで淡く描きます。

 全体の空間を表現するうえで、遠い山の頂は重要な役割を担いますが、手前に描いた風景の邪魔にならないように注意が必要です。非常に遠い所にある頂であれば、シルエット的に描きますが、頂の表情が見える程度であれば、山の丸みと木々の膨らみを柔らかく表現しましょう。

山の頂 (山の頂の描き方)
@始めに薄い色で、大まかに形をとる。
A頂の形と木々のボリュームを意識して、少し濃いめの色を置く。
B木々の葉を意識し、点々を置くように色を重ねる。
C明るい部分を残し、暗い部分を描き込んで木々の量感を出す。
(針葉樹の描き方)
針葉樹のように林立するものを描くときは、それぞれに色の違いをもたせて存在感や立体感を出す。

@それぞれのアウトラインを、異なる色で薄く全体的に塗る。
Aそれぞれの形を意識しながら、やや濃いめの色で厚みをつける。
B葉の重なりを意識して、Aより濃い色を細かく置いていく。
C陰の部分を描いてそれぞれの量感を表現する。

新緑の高尾
新緑の高尾(東京・八王子市)

新緑の表現は緑色をあまり使わず、緑に茶系色を混ぜて、
出来るだけソフトに彩色することがポイント。

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